生き方の革命がおきる
私は小さい頃から
人間不信がつよかった
そのイメージの根っこになるのは
お母さんの目線を通して経験した
親戚からの理不尽ないやがらせかもしれない
実家から一分もかからない距離に父の弟の家があり、その叔父は長男である父にものすごくジェラシーをしていたそうで
叔父叔母が一緒になって、母になにかと心ない言葉を投げたり意地悪な行動をしたり
私からは見れば母はそのためにすごく嫌な思いを繰り返していた
「人が集まればろくなことはない」
と心の中でつぶやくようになった
今思えば、人間不信と社会不信か小学校入る前から始まっていた。
そんな私の家は、進学校の数学の教師
受験戦争が激しい環境の中、家庭のなかでも殺伐とした空気があり、ぞっとするような孤独を感じていた記憶がある
小学校5年の時、社会科のテストをやりながら、こんな人間の考えてることなんてくだらないしバカバカしい
人間のつくった社会なんてろくでもない
と、すっかり人間不信、社会不信が当たり前になっていた
中学生になり、読書感想文の宿題のため「黒い雨」という本を読んだ そこで、原爆の悲惨な現状を知り 科学の発展と世界のリーダーシップのあり方についてものすごく疑問を感じ 人間として生きることに絶望してしまった